ホームページとWEBサイト
あなたが今作っているのはホームページですか?WEBサイトですか?
今回は両者の違いをちょっと考えてみたいと思います。
ホームページとWEBサイト
ホームページとWEBサイト。どちらも言い方が違っているだけで指しているものは同じはず・・・。 といいたいところだけど、実は違います。ホームページ=WEBサイトみたいな意味に使っているのは、日本だけなんですね。 細かいところはアスキーデジタル用語辞典を参照。
で、私が問題にしたいのは言葉の厳密な意味ではなくて、ニュアンス的なものです。 日本ではホームページとWEBサイト指してるものは同じだけど、両者には微妙な違いが有るような気がします。 少なくとも私はあります。皆さんはどうですか?
私なりの例を挙げてみましょう。
”ワールドカップオフィシャルサイト”と”ワールドカップ公式ホームページ”
”きくちゃんのWEBサイト”と”きくちゃんのホームページ”
どちらの方が違和感が少ないでしょう?感じ方は人それぞれなので断言はしませんが、なんとなく分かりますよね。
”(WEB)サイト”だと、信頼できる、公共性が高い、硬い、大規模といった外向けの感じ
”ホームページ”だと、個性的、柔らかい、アットホーム、小規模といった内向きな感じ
というイメージを私は持っています。
皆さんが目指すのはどっちですか?
どちらが良い悪いということはありません。自分の目指すものに合わせて作ればいいんです。
でも、どちらを作るにしても一番重要なことを見落としてはいけません!
一番重要なものは?
今度はWEBサイトにとって一番大事なものは何かを考えてみましょう。
皆さんはどんなときにWEBサイトやホームページを見ますか?
5つあげてみましょう。
あがりましたか?それではそれらに共通していることは何ですか?
そうです情報を得ているということです。
インターネットという情報の海から、ほしい情報を引き出すためにWEBサイトを私たちは利用しています。
では、サイトの情報に嘘があったり、内容(質)が乏しければどうなるでしょう。
見に来た人は迷惑を被るか、がっかりして他のサイトへと移っていくでしょう。
いくらデザインに凝ってカッコよく仕上げても中身が無ければ話になりません。
むしろ期待を持たせるだけ罪だともいえます。
中身の無い人間とは付き合わないように、中身のないサイトも付き合ってもらえません。
デザインは中身の引き立て役です。中身あってこそのデザインです。肝に銘じておきましょう。
WEBサイトは100ページあって初めてものになるという文章をどこかで読んだことがあります。
もっとも趣味で日記とかやるぶんにはそこまで硬くなる必要はないですけどね・・・。
今回は以上です。とりあえず
中身が一番大事
ということだけ忘れないでください。