line-heightで重ねあわせる
今回のテクニックはline-heightを使って文字重ね合わせてみます。 見出しに使うと効果的かも。
テクニック使用前
WEB工房きくちゃん
Super Style Sheet Technique
テクニック使用後
WEB工房きくちゃん
Super Style Sheet Technique
結構かっこいいでしょ?
やり方
1:HTMLを書く
HTMLはこんな感じになります。
<h6 class="sample">WEB工房きくちゃん<br>
<span>Super Style Sheet Technique</span>
</h6>
brで改行、spanでそれ以降の部分をマークアップします。
2:スタイルシートを書く
サンプルのスタイルシートはこんな感じになります。
h6.sample{ margin:0; font-family:"MS Pゴシック","Osaka",sans-serif; font-size:36px; color:#cc9966; font-style:italic; border-bottom:double 3px #760014; line-height:0.4; } .sample span{ font-family:"Times New Roman"; font-size:24px; color:#663300; padding-left:2em; font-variant:small-caps; word-spacing:10px; letter-spacing:3px; display:block; }
解説
今回のポイントはline-height:0.4とdisplay:block;です。
line-heightは主に行間を広げるのに使いますが、値を小さくすることで文字を重ねることも出来ます。今回のテクニックはそれを利用しています。
display:blockは本来なら無くても良いのですが、無いとIEとfirefoxでの見た目がだいぶ変わってしまうので設定しています。
font-familyやfont-variant、word-spacingプロパティを使って見栄えを整えてやれば、画像を使わなくてもかなりのところまで魅せることができます(センス次第ですが・・・)。上手く活用してみてください。
使いこなすための+α
背景を指定する場合はちょっと注意が必要です。
h6に背景を指定した場合
WEB工房きくちゃん
Super Style Sheet Technique
spanに背景を指定した場合
WEB工房きくちゃん
Super Style Sheet Technique
背景を指定すると、背景がきちんと付かなかったり、文字が切れてしまったりします。 それで問題があるならば、上下のpaddingやmarginを指定してあげることで解決できます。