私的デザイン論

見た目か?中身か?

はじめに断り書きを。ここで出てくる「中身」はコンテンツではなく、
ソースの美しさ、つまり文法の正しさのことを指しています。

ホームページ(サイト)の製作者は大きく2つの勢力に分けられていると私は感じています。

1つは見た目派。デザイナーのページを筆頭にカッコよさ、かわいさを追求する勢力です。
見た目のよさを追求するので、文法などはあまり気にしません。

もう1つは中身派。W3Cという組織の信奉者をはじめとする、文法の正しさを追求する勢力です。
ソースの美しさを追求するので、見た目はあまり気にしません。

両者は仲が悪く、いつもいがみ合っています。それぞれの言い分を聞いてみましょう。

見た目派
「コンテンツの魅力を引き出すには見た目(デザイン)が大事だろ! 一期一会が基本のWEBの世界では第一印象こそが重要だ。見えない部分に手間をかけて、 閲覧者を逃すのはもったいない。WEBの世界だからこそ見た目にはこだわるべきだ。 どうせ付き合うなら綺麗なほうがいいだろ!」

中身派
「見た目さえ良ければそれで良いのか!目の不自由な人はどうなる。 WEBの世界では誰が見るか分からないからこそ、中身にこだわるべきだ。中身がしっかりしていれば、 誰でも問題なく見ることができる。貴様は英語の文法が間違っていても通じればいいのか? 最初は良くても、いずれ恥ずかしい思いをするぞ。正しい文法は一種のステータスなんだよ!」

さて、あなたはどっちが正しいと思いますか?(どちら派ですか?)

どちらも間違ったことは言ってないと思います。
だからこそ仲が悪いんですけどね。
両者のサイトを比較して見ましょう。

見た目派のサイトはレイアウトやデザインに優れているので、
デザインや素材のことを勉強するにはいいです。
コンテンツも装飾の力を借りて魅力的に見えます。
ただ、カッコいいんだけど読みやすさ、使いやすさに難がある場合も多く、
表示に時間がかかったりします。

中身派のサイトはHTMLなどの解説をしているサイトが多く、
正しい情報を与えてくれるので、HTMLやCSSの勉強にはもってこいです。
デザインも非常にシンプルで、使い勝手も考慮されており、読みやすいです。
ただし、文章が硬かったり、デザインが今ひとつなので魅力は感じません。
段組レイアウトをしないので、縦スクロールが異常に長かったりします。

で、最近第3勢力が現れ始めました。

それが、見た目も中身も派です。
その名の通り、見た目にもこだわりつつ、文法も正しく使い、
全ての人が安心して使えるサイトを作ろうとする派閥です。

私も一応この派閥です。見た目も中身もこだわって作っています。
こだわっているとは言っても、デザインでは見た目派にはかなわないし、
文法の正しさも中身派にはかないませんが・・・。

この勢力が現れた背景にはスタイルシートが普及してきたことが挙げられます。

スタイルシートをフル活用すると、文法の使い方は正しくなるし、
見た目だっていくらでもこだわることができます。(少なくともこのサイトぐらいのことはできます)

うちのサイトで見た目に関するデザイン論と、中身に関するCSSテクニックを紹介している理由はここにあります。
そうです「見た目も中身もこだわりたい!」からです。

さぁ皆さんも「見た目も中身も派」になりませんか?
どうせなら贅沢に見た目も中身もカッコいいサイトを作りましょう。
WEB工房きくちゃんは、 「見た目で人を惹きつけ、中身で全ての人に優しい次世代WEBマスター」
をめざす方を応援します。

熱く語りすぎてちょっと長くなってしましました。
ここまで付き合ってくれた皆さん、ありがとうございます。


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