ステップ1〜テーブルで枠を作る〜
さっきダウンロードしたindex.htmlとstyle.cssをまずは開いてください。
ステップ1ではレイアウトの大枠をテーブルタグで組みます。
スタイルシートもいきなり登場しますよ。
初回から分量が多いですが、頑張ってください。ここが今回の実習の一番の山場です。
テーブルを作る
全体のレイアウトを基に次のようなテーブルを作ります。
ID:ヘッド | |
ID:メイン左 | ID:メイン右 |
ID:フット |
これをHTMLソースにするとこんな感じです。コピーしてindex.htmlに貼り付けてください。
<table id="structure">
<!-- ********* ヘッド ******** -->
<tr>
<td colspan="2" id="head"></td>
</tr>
<!-- ********* メイン ******** -->
<tr>
<!--======メイン左====== -->
<td id="main-left">
</td>
<!--======メイン右====== -->
<td id="main-right">
</td>
</tr>
<!-- ********* フット ******** -->
<tr>
<td colspan="2" id="foot"></td>
</tr>
</table>
テーブル用のCSSを書く
今回はここで基本設定と、テーブルの大きさを決めるCSSを書いてしまいます。
コピーしてstyle.cssに貼り付けてください。
/* 全体の設定*/ BODY{ font-style:normal;/*文字のスタイル*/ font-weight:normal;/*文字の太さ*/ font-size:small;/*文字の大きさ*/ text-align:center;/*文字の寄せ方*/ color:#000000;/*文字の色*/ background-color:#ffffff;/* 背景の色 */ background-image:url(../../img/back.gif);/* 背景の画像 */ } /*枠用ID*/ table#structure{ background-color:#FFFFFF; width:700px; border-width:1px; border-color:#663300; border-style:solid; text-align:left; margin:0px auto; } td#head{ width:700px; } td#main-left{ width:300px; } td#main-right{ width:400px; } td#foot{ width:700px; }
ポイント
HTMLのポイントは、
- 複雑なテーブルを組まないこと
- まとまりごとに改行などを入れること
- コメントを有効活用すること
の3つです。
ここで複雑なテーブルにしてしまうと、スタイルシートを使う意味があまりなくなってしまいます。
極力シンプルなテーブルになるよう心がけましょう。
CSSのポイントは、
- widthを使ってセルの大きさを決めておくこと(枠用ID部分)
- paddingは使用しないこと
- table#structureのtext-align:left;を忘れないこと
の3つです。
セルの大きさは矛盾が生じないように気をつけてください。
paddingを使わないのはブラウザーによる誤差を起こさないためです。
今回はボックスのセンタリング
テクニックを使ってテーブルを画面の中央に寄せています(赤字の部分)。
そのためtable#structureのtext-align:left;が必要になります。
もし忘れると原稿がすべて中央寄せになってしまいます。
確認
できたらブラウザーでどのように表示されるか見てみましょう
いろいろやったのに、ほとんどページとして成立していませんね。
今はこれでいいんです。
次回はセルごとに原稿を書き込んでいきます。するとずいぶん見た目が変わりますよ。