ボックスの大きさとはみ出し処理
今回はボックス関連です。 扱いが難しいですが、スタイルシートデザインには欠かせません。
幅を指定する
使うプロパティは
width:値;
値にはauto、%、px・emなどの長さが使用できます。
新旧のブラウザーによって解釈が違うため、使うときには注意が必要です。
いくつかポイントを挙げると、
- レイアウト用のボックスにはpaddingを指定しない
- 入れ子になっているときは内側の要素にはautoを使う
- aやspanタグなどのインライン要素には指定しない
- 背景やフィルターが上手く使えないときはwidthを指定してみる
などがあります。
高さを指定する
使うプロパティは
height:値;
値にはauto、%、px・emなどの長さが使用できます。
これも新旧のブラウザーによって解釈が違うため、使うときには注意が必要です。
いくつかポイントを挙げると、
- レイアウト用のボックスにはpaddingを指定しない
- 入れ子になっているときは外側の要素にはautoを使う
- aやspanタグなどのインライン要素には指定しない
- 中身がはみ出しそうなときはoverflowプロパティを組み合わせる
などがあります。
はみ出しの処理の仕方
使うプロパティと値の組み合わせは
overflow:auto;はみ出したらスクロールバーを表示 overflow:scroll;常にスクロールバーを表示 overflow:hidden;はみ出した部分は表示しない overflow:visible;ブラウザーによって処理の仕方がちがいます
トップページの「管理人のぼやき」の部分にoverflow:auto;を使用しています。 heightのブラウザーによる処理の違いを防ぐのに役立つプロパティです。 インラインフレームのような効果を出したいときにも使えます。
DIV以外には使わないほうが無難なようです。