画像の保存を禁止する
WEB上の画像は基本的に右クリック→画像の保存で保存できます。 でも、著作権の問題から保存されたくない画像もあるはず。そんな時はこのテクニックです!
テクニック使用前:右クリックで保存してみよう

テクニック使用後:右クリックで保存してみよう

テクニック使用後は保存しようとしても背景の保存しか出ず、保存しても透明のGIF画像になってしまいます。
やり方
1:HTMLを書く
HTMLはこんな感じになります。
<div class="sample">
<span class="guard"></span>
<IMG src="略" alt="保存禁止" width="240" height="180">
</div>
2:スタイルシートを書く
スタイルシートはこんな感じになります。
div.sample{ position:relative; width:240px; height:180px; } span.guard{ position:absolute; display:block; width:100%; height:100%; background-image:url(../../csstec/img/spacer.gif); }
解説
今回のテクニックは簡単に言うと、写真の上に透明なカバーをかけてコピーを防いでいます。
HTMLのポイントはもちろんspanタグです。これがカバーの役割を果たしています。imgタグより前においてください。
div.sampleについてですが、position:relative;は必須、widthとheightは画像の大きさに合わせて変えてください。
span.guardについてですが、position〜heightは必須です。これらのプロパティはカバーの枠を作っています。 そして最も重要なのがbackground-image:url(../../csstec/img/spacer.gif);です。このGIF画像は1ピクセル四方の透明な画像です。 これがカバーのガラス部分に相当します。これを忘れると、後ろに見える写真がコピーできてしまします。
透明画像が欲しい方はテクニック使用後の画像の上で右クリック→背景に名前を付けて保存でお持ち帰りください。
javascriptでも似たような技がありますが、こちらは警告ダイアログが出ません。使うときはページのどこかに「著作権の都合上画像は保存できないようになっております」 などの注意書きを添えたほうが良いでしょう。
使いこなすための+α
文字のコピー防止もできます
ここの文字列はなぜかコピーできません。なぜかって?魔法がかかってるからですよ。 とゆーのは嘘です。CSSを使っているからです。ただし、画像のときほどセキュリティーは高くありません。 何度もコピーしようとすると選択できてしまいます。ソースはimgタグの代わりにpタグを使うだけなので省きます。 何の役に立つのかは自分で考えてね。
ちょっと詳しい人には簡単に破られてしまいますが、ちょっとしたセキュリティーにはなると思います。