CSSテクニック

左側にスクロールバー

通常右にあるスクロールバーを左側に持ってくる、なんの役に立つのか不明のテクニックです。 たまにはこんなのもいいでしょ?

テクニック使用前

通常overflowプロパティにscrollなどの値を指定すると、 スクロールバーは右側に表示されます。 これで不便を感じることはないし、何の問題もありません。 それをあえてイジってみるのがうちのサイトです。

テクニック使用後

なんとスクロールバーが左側に!
だから何だよって感じですね。
まぁ良いじゃないですか。新鮮味があって。
スタイルシートでこんなこともできます!って紹介するのがうちのサイトですし。

やり方

1:HTMLを書く

HTMLはこんな感じになります。

<div class="wrap">
<div class="sample2">
<p>
なんとスクロールバーが左側に!
だから何だよって感じですね。
まぁ良いじゃないですか。新鮮味があって。
スタイルシートでこんなこともできます!って紹介するのがうちのサイトですから。
</p>
</div>
</div>

2:スタイルシートを書く

スタイルシートはこんな感じになります。

div.wrap{
    width:20em;
    direction:ltr;
}
div.sample2{
    height:6em;
    border:solid 1px #663300;
    background-color:#ffffff;
    overflow:auto;
    direction:rtl;
}
.sample2 p{
    direction:ltr;
}

解説

今回のポイントは、何と言ってもdirection:rtl;です。
他の解説サイトでは、まずお目にかからないこのプロパティ。 役割はテキストの方向を指定することです。

アラビア語とかは右から左に書いていきますよね。そんなときに使うプロパティです。 これを使うと、文字が右寄せになったり、今回のようにスクロールバーが左に来たりします。

そのままだと文章が読めなくなってしまうので、pにdirection:ltr;を指定して左から右に書くようにしています。

wrapボックスはfirefox用に作ってあります。これが無いとfirefoxでは右寄せで表示されてしまいます。

残念ながらオペラでは効果がありません。


使いこなすための+α

う〜む。今回のは使い道から思い浮かばないしなぁ。

ナイスな使い方あったら教えてください。お待ちしております。


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