CSSテクニック

見出しの文字数と背景の長さをそろえる1

ふつーに見出しタグ(H*)に背景を設定すると、

見出しでーす

と、背景が文字の無いところまで設定されてしまうのを

見出しでーす

のように文字数に合わせて設定するテクニックです。

すぐに思いつくのはwidthを設定すること。もちろんこれでもいいんだけど、

見出しでーす
長い見出しだとはみでちゃいまーす

このように長い見出しだと3行とかになっちゃいます。文字数に合わせてクラスを作るのも大変だし・・・。

そこで登場するのが、displayというプロパティとinlineという値です。
下のソースのようにスタイルシートを設定すれば・・・

h6{
    font-size:medium;
    background-color:#FFCCB0;
    display:inline;
}
見出しでーす


これなら長くてもはみでませーん

このように文字数に合わせて背景をつけてくれます。

今回使ったdisplayというのは、ブロック要素とインライン要素の切り替えを行うプロパティです。 値にinlineをとればインライン要素、blockをとればブロック要素として、本来のタグの性質にかかわらず振舞うことができます。

今回は本来ブロック要素である見出しタグをインライン要素として振舞わせてみました。


使いこなすための+α

見出しタグがインライン要素として振舞っているので、うっかりすると

見出しでーす
リンクです

のようになってしまいます。

これを避けるためにはdivタグを合わせてつけてあげればOKです。

<div><h6>見出しでーす</h6></div>

こんな感じです。

そうすると

見出しでーす
リンクです

のようにちゃんと改行してくれます。


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